アキ姫


1枚漫画。二人がベランダで煙草休憩をしている。「幽霊の悪魔と契約してる私が言うのも何なんだけどさあ…幽霊っていると思う?」「………………」「ぶっは!そんな真剣に考えないでよ!」「先輩はどうなんです」「私?私はー。いたらいいなあ~って思ってる。なんかさあーばんばん死ぬこちらにとっては、そのまま消えるより幽霊なって自我残るって方が安心しない?それに…いつかあき君が銃の悪魔倒すとこ“皆”が見届けてくれるかもだしね!」姫は、煙草を吸うあきの横顔を見て「言わなきゃよかった…」と思う。「ちゃんと怖がらないとゴーストに嫌われますよ」「あはは、狐に不愛想なあき君がそれ言うー?」
20/4/18


片目が前髪で隠れた、まだ髪が長い頃の姫の顔アップ絵。
20/5/7


顔を赤くして困り顔をしている姫の顔アップ絵。
20/5/8


墓地で花束を持って立つ過去姫の目の前に、出現したゴーストの影がさす絵。
20/5/10


漫画1ページ目。姫の自宅で二人が飲み食いしている。姫がトイレから帰ってくると、あきはうつ伏せに寝そべってアルバムを見ている。「ただいま~。ちょっと勝手に何見てるの?」と姫が声を掛け、一緒にアルバムを覗く。そこにはモブ女性と姫とのツーショット写真で、姫はまだ目を負傷していない頃。「おお懐かしっ!」と笑う姫に「この隣にいる人もハンターですか?」とあきが訊ねる。姫は「いーや、ただの友達~」と返す。
2ページ目。姫とモブ女性の回想が始まる。右目と額を包帯で覆っている姫に戸惑うモブ。「え。右目を?どういうこと?辞めるんだよ…ね?」「ん~とりあえずはまだ…」「なんで?こんなケガしたのに?やっぱり…ずっと思ってたけど、ヒメノってまともじゃないよ」姫は少し切なそうに微笑む。「ごめん。でも私、ヒメノとは中学からずっとだったし、」「ううん ううん いーの。心配させちゃってごめんね」
3ページ目。回想が終わり、「やっぱはずかしっ!もう見んな!」と姫が笑いながらアルバムを閉じる。「飲みなおそー!」と身を起こす姫の腰をあきは掴み、眼帯をガシと掴む。「だから見んなって言っただろーが」と姫がすかさず殴る。
20/4/25


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