初期案


1枚漫画。ヨモがVRCの一室に入り「おはようサテツ君」と声をかける。収容者の服を着てベッドに腰かけているサテが「所長さん!!おはようございます!!」と嬉しそうな声で返事する。そして笑顔でヨモの口周りを舐める。=上位者に対する狼のアイサツ、とナレーション。次にヨモの頬を甘噛み。=狼の愛情表現、とナレーション。次にヨモがサテの唇にキスし返す。=人間の愛情表現、とナレーション。サテは驚き赤面。~以上が日課~という文章で締める。
20/8/18


1枚漫画。サテツが真剣な顔で「おっ俺はっ…。犬じゃありません!!俺はぁ…っ狼です!!」とヨモに訴える。ヨモは呆けた顔をした後、自分の顔を手で抑えながら「くくく…そうか、そうだな。ありがとう。サテツ君のおかげで悩みが一つ減ったよ」と言い、サテツは「?」と困惑した顔をしている。
20/9/20


漫画1ページ目。「VRC所内」というナレーションとともに、廊下にいたサテが、一室に入っていくヨモの姿を見つける。サテが部屋を覗き「所長さん!」と嬉しそうに声を掛けると、薬品がみっちり並ぶ棚から一つ瓶を取り出していたヨモがいた。サテはその部屋の強烈な薬品臭に衝撃を受ける。
2ページ目。顔下半分を手で抑えめまいを起こしたサテにヨモが驚き、「サテ…」と名前を呼びながら手を伸ばす。二人は床に倒れ、サテの体の上にヨモの体が乗りかかるも、ヨモはサテの後頭部に手をやって支え「大丈夫かサテツ君!!」と叫ぶ。サテは薬品瓶を持ったヨモの手を握って支えながら「ヨモツザカさんこそ怪我無い?!」と返す。
3ページ目。「所長、今の音…」とカズラが駆け付ける。そこには息を荒げたサテを押し倒したような姿勢のヨモ。ヨモはすかさず「カズラ君!部屋中のドラフト(排気装置)を全部作動させろ!!」と指示する。カズラは「はい」と返事し部屋を出ていく。場面が変わり、ベッドの上に安静に寝ているサテと膝の上のぬいぐるみをヨモが撫でながら「イチャイチャしてるのかと思ったってカズラ君に言われた。そんなことするわけないだろう!!」と呟いている。
ほんとはドラフトは部屋全体を換気するための装置ではないと思うのですが、つけないよりはマシかなみたいな。
23/5/21


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